熱すぎて夏になった。ヒロアカ映画感想

漫画・アニメ

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」を見てきました!

前日に観たメイドインアビスの絶望を希望で包み込んでくれた。見る順番が逆だったらやばかった。
(絶望のメイドインアビス感想はこちら)

アツい…アツすぎる…。腹の底からメラメラ炎がわきあがってくるのを感じました。何度うおおおおと雄叫びを上げそうになったか。応援上映させてくれ。1月って夏でしたっけ?
最近寒いし熱くなりてぇ~って人におすすめです。

今回は多分初見で見る人はいないと思うのでいきなり感想から入らせてもらいます。

◆ 爆豪推しは見て(懇願)

何を隠そう私は爆豪推しなんですけど、
「爆豪推しは今回やばいかも」という情報だけを知っており見事に命日を迎えました。

推しの成長を見られることほどオタク冥利に尽きるものはないですよ。

爆豪の魅力といえばその口の悪さ、性格の悪さ、目つきの悪さですが(褒めてる)

私は爆豪くんの努力家なところがとても好きなんです。

爆豪くんにはすごい才能があるんですが、その才能の上に胡座をかいたりせず、必死に努力して1番をめざしています。

1巻でのデクへのいじめ描写は正直かなりの読者の反感を買っていたと思います。私も

うーん主人公のライバルキャラ的ポジションなんだろうけど、これから先このキャラ何やっても株上がらなくない?

と思っちゃうほどでした。

それなのに爆豪は人気キャラです。てか株上がらんとか言ってたのに完全に推しになりましたし。

自分のために死ぬほど努力ができる人間だし、ああ見えて頭もいいので精神的な成長ができるキャラだからでしょう。

物語において「キャラクターの成長」というのはかなりキーワードになるものです。
最初から完璧なキャラクターは魅力に欠けます。

爆豪は精神的な面でかなりの成長を見せてくれるキャラだと思います。

今回の映画でもその面がとてもよく出ていました。

◆ デクとかっちゃんの関係性

大切な人を守るためにヒーローになりたいデクと、勝つためにヒーローになりたい負けず嫌いのかっちゃん

ジャンプの主人公っぽいのは言わずもがな前者ですが(笑)
どちらもヒーローとしてのあるべき姿なのだな、と。

あれだけひどくいじめられていたにもかかわらずデクはかっちゃんを信用していますし、一方でかっちゃんもかつてあれだけ見下し馬鹿にしていたデクに背中を預けて戦えるほどにまでなったんだな…と涙がほろりほろりでしたよ。

私はアニメ途中までしか見てないので、ライバルポジは完全に轟くんに取られたと勘違いしてましたが、爆豪がめちゃくちゃ切磋琢磨できるライバルキャラとしてポジショニングされていてとても安心しました。

やっぱ幼なじみって特別なんですね。

◆ ヒーローは遅れて、でも必ずやってくる

ヒーローって、めちゃくちゃ大ピンチな場面になって、やばいやばいってなった時にギリギリで登場しますよね。
ヒーロー物の醍醐味でもあります。最も熱くなれるシーン。

ともすればどれだけピンチになっても「あーどうせ助けに来るんでしょ」と思ってしまってもおかしくないほど使い古された展開とも言えます。

それでも、分かっているのに、ヒーローがピンチを救いに来るシーンというのはなぜこんなに胸が高まるんでしょうかね。

分かってるのに燃えてしまう…ずるい!

本作にももちろんそのようなシーンが沢山ありました。

ヒロアカは作画とBGMが最高だと思うのですが、本作でも相変わらず最高でした。
\ボンズ様、ありがとー!/

かっこよすぎて脳汁がブシャブシャ出てしまい、劇場でずっとゲンドウポーズをしていました。

◆ 全員に見せ場がある

一緒に行った知人と話してたんですけど、
あれだけの人数がいるのに、全員にちゃんと見せ場があって、全員がかっこいいのすごいよな…
って感じでした。

先程「爆豪推しは見て(懇願)」と述べましたが、正直誰推しでも大満足できると思いますよ。

ヒロアカって、オールマイト含め大人組がめっちゃ頼りになるというか、マジで子どもだけでどうにもならない時必ず助けてくれるじゃないですか。

でも今回は離島で雄英高校1-Aが実務実習をしているので、なんと大人たちはすぐに助けに来れません。

しかも普通に今回の敵(ヴィラン)強い。
何人かで束になってかかっても歯が立たない。「こんなの絶対子どもだけじゃどうにもならないって!」と思うのですが、それぞれの個性を活かして強敵に立ち向かいます。

そういう意味で本作は全員の成長が見られる作品になっているかと思います…!
みんなかっこよかった!

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